宇都宮でマウスピース矯正を行おう!マウスピース矯正装置の調整って何をする?
マウスピースが完成したらアタッチメントを行う
マウスピース矯正装置の調整では、マウスピースが患者さんの歯にピッタリフィットするように調整されます。まずマウスピースが完成したら、歯科医師が患者さんの口の中に装着し、適切な位置に収まるかを確認します。必要に応じて、マウスピースの端をカットしたり、表面を磨いたりしてフィット感を調整するのです。
次にアタッチメントと呼ばれる小さな突起物をマウスピースに取り付けます。これは、歯に付けられる小さなブラケットの役割を果たし、マウスピースが歯にしっかりと固定されるのを助けます。
歯がスムーズに動くようにスペースを作る IPR(アイピーアール)
IPR(Interproximal Reduction)は、歯がスムーズに移動するために、歯と歯の間のスペースをわざと作る治療法です。歯の間に微細な削りカスを取り除くことで、歯と歯の接触面を微小に削り、少量のスペースを確保します。このスペースを作ることで、歯の移動が円滑に行われ、矯正治療の効果が向上するのです。
IPRは、歯と歯の間の詰め物やレジンの厚みを調整することで行われる場合もあります。歯科医師が専用のハンドピースや専用の紙やすりを使用して、微細な削りカスを取り除きます。
患者さんによってはゴムかけのためのボタンセットも対応
ゴムかけ治療を行う患者さんには、歯の移動を補助するためにボタンセットが対応されることがあります。ボタンは、歯の表面に取り付けられた小さな装置で、ゴムバンドやエラストメリックスを取り付けるための基盤となるのです。これにより、歯科医師は、歯の位置や咬合を微調整するためにゴムバンドを使用し、治療の効果を最大限に引き出すことができます。
ボタンセットの取り付けは、専用の接着剤を使用して行われ、患者さんの歯に優しく安全に取り付けられます。治療が進むにつれて、歯の位置や咬合が変化するため、ボタンの配置も調整される場合があります。