宇都宮でも要注意!矯正歯科での治療を受ける場合の注意点

健康保険が適用されないので全額自己負担になる

矯正治療は審美治療に分類され、虫歯の治療とは取り扱いが異なることから保険の適用にはならず、自由診療となり全額自己負担になります。矯正治療を行わなくても健康を損ねる訳ではないことから、痛みを取り除く虫歯とは異なるカテゴリーになります。

矯正治療は高額になってしまいがちですが、デンタルローンが用意されており、分割払いで支払いをすることも可能です。種類によっては金利手数料なしで60回ローンも可能なケースがあり、次々の支払いの負担を抑えながら治療を受けることができます。

定期的に通院が必要になる

矯正治療は近年では3Dスキャンが主流で、口腔内をスキャンし、そのデータを元にコンピューターシミュレーションで歯を動かす角度や距離を確定します。その結果からワイヤーが設計され、歯科技工所で作成されてからクリニックまで届けられ患者さんに渡ります。ワイヤーを装着すればそれで終わりではなく、正しく機能しているのかを点検するために定期的に通院が必要になります。

治療計画通りに歯が動いているのかを確認し、必要に応じて調整を行います。ワイヤーに圧力をかけるなどして補正し、求めていた結果になることを目指します。

治療後も保定期間を設ける必要がある

矯正治療を計画通りに行って理想の歯並びになっても、患者さんの体質によっては後戻りと言う現象が生じることがあります。そこでせっかく整った歯並びを固定化するために、保定と言われている治療が行われます。

保定期間の間にアタッチメントを装着することで歯を固定し、二度と後戻りが生じないようにします。ここでの過ごし方が重要で、もしも保定に失敗すれば矯正を再施術しなければならないケースもあることから、医師の指導に従ってしっかりと保定をすることが大切です。

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